フレンチブルドッグうーちゃんの探険(+)

2011年 11月 10日 ( 1 )

古傷

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私には古傷が複数ある。中でも右腕にある傷を見る度に想い出すことがある。
それは鉄筋工時代の20代半ばの頃
高層マンションの最上階の工事現場で自分で切った鉄筋の切断面で腕の静脈を傷つけた。
かなりの出血だったのだが
生傷が絶えない業種だけあって誰にも心配されず
最上階から地上の現場事務所まで洗浄と絆創膏はりの目的で徒歩で階段を降りて行った。
事務所に到着するも現場監督からも特になにか言われること無く
自分も傷には慣れていたので、水洗いしてボタボタ血を落としながら
絆創膏の予備を持って階段を上がり
普段通り黙々と仕事を続行し、1時間くらいで血も止まった記憶がある。
人によっては見たくない傷跡を持ってる人も沢山いるだろうが
自分にとってはそれは懐かしく微笑ましい想い出である。
あれから◯十年経った今でもこの傷とそのマンションの横を通る度に思い出す。
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私が今の仕事において「傷」にこだわる理由は
もしかしたらそんな「たわいも無い」ことあるのかもしれないとふと思った。

そういえば愛着のあるギターやカメラのレンズとかの傷って
使い込んだ愛情の証だと思うことがある。

使ってなくて無傷のギターとボロボロだけど弾き込まれて良い音を奏でるギター
はたしてどっちが幸せに感じてるんだろうか.....?
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by dokushige | 2011-11-10 18:18 | 日記 その他